想いがカタチになる

2016年10月から神社での舞の奉納に関わるようになりました。舞のお稽古のなかで気が付いたことがあります。それは、想いがカタチになっているということ。

 

「自分の所作が間違っていないだろうか!?」、「前に出るタイミングが合っているだろうか!?」、このような戸惑いが心の中に芽生えると、動きというカタチにダイレクトに反映されていきます。

 

2019年4月に執り行った河口浅間神社富士遥拝所でのご奉納
2019年4月に執り行った河口浅間神社富士遥拝所でのご奉納

その反対もまた然りで、何かの捉われがなくなり心が自由になるにつれて、動きもまた自由になります。表現することへの喜びが芽生えてくれば、その想いが動きというカタチにも反映され、見る者にも喜びを与えてくれます。

 

何かに捉われて心が委縮していれば、それはそのまま人生に反映される。自分自身への信頼が芽生えてくれば、人生は自由になっていく。"想いがカタチになる" 舞の所作の中に人生の縮図があります。 

2019年4月に執り行った大峯本宮天河大辨財天でのご奉納
2019年4月に執り行った大峯本宮天河大辨財天でのご奉納